日本語で話しましょう

誰かの役にたちますように。フランスより愛を込めて。

フランスのパン

フランスパンのことをbaguetteとこちらでは 言います。

日本でも 簡単に手に入るようになったと思います。

日本では 美味しいパンはないと思っていた旦那は 日本でのクロワッサンや フランスパンのレベルの高さに驚いていました。

 

パンはフランスにて 日本の米みたいなものです。

 

毎日食べます。毎食出てきます。オヤツに パンにチョコレートスプレッドを塗って食べるというのも基本です。

 

フェレロ ヌテラ 350g

フェレロ ヌテラ 350g

  • メディア: 食品&飲料
 

これは フランス人なら皆知ってるだろう Nutella です。

でも私は パーム油が使われているので これは買いません。別のものにしています。

パーム油(英訳:Palm Oil)は、アブラヤシの実から採れる植物油のこと。

ポテトチップス、カップラーメン、チョコレートなど、多くの人に好まれる食品に危ない油、パーム油が含まれていることをご存知でしょうか?

パーム油(パームオイル)は、安価で使用しやすく、食品業界から高い支持がある一方、パーム油の使用が環境問題を深刻化させている側面があります。

その影響は健康への被害をはじめ、熱帯林の減少や、先住民の暮らしに関わる場合も。

というような 理由で 私は パーム油の入っている製品はなるべく買わないようにしています。

 

 

 

話が 思いっきりそれてしまってました。

 

パンね パン!

フランスパンは 固くなるので基本その日に食べます。

旦那の実家では Bouleと呼ばれる丸パンを パン屋で切ってもらったものを買っており そのパンなら 2−3日持ちます。

家庭によっては 沢山買って 冷凍しておく人もいるようですが 毎日 パン屋さんにパンを買いに行く人もたくさんいます。毎日ですよ 毎日。

 

だから パン屋はフランスには たくさんあり、田舎でも パン屋と たばこ.新聞も売っている BARだけは あることが 多い。

 

私の周りにも サラダはパンがないと食べない、パスタでもごはんでもパンを食べる、目玉焼きには 絶対パンが必要 な人々がいます。(確かに とろとろ黄身をパンにつけて食べると絶品)

 

フランスでは 食事の後 デザートの前に 基本チーズを食べるのですが、うちの息子が小さい時 チーズだけを食べていて 義父に”パンも食べなさい。チーズだけを食べるものでは無いよ。”と言われたこともあります。

 

常にパンを 用意しとくとなると 勿論 無駄もでてきます。

固くなってしまったパンは もちろんフレンチトーストでしょっと 思われる方もいるかもしれません。

小さい頃 うちの父が たまにフレンチトーストを週末に作ってくれたものです。

 

フランスでは フレンチトーストのことを pain perdu 直訳すると ”失われたパン”となります。

 

だから フランスでもフレンチトーストはあるのですが 皆さんあんまり作って食べていないようです。

 

沢山の家庭で固くなったパンは 捨てられていってます。

 

我が家では にわとりやガチョウがいるので 固くなったりパンはオヤツとしてあげています。旦那の実家にも パンを溜めておいてもらって 取りに行っています。

基本 自分で必要な分だけ パンを お家で焼くようにしてます。

少し固くなっても オーブンで温めれば まだいける!

 

固くなったり売れ残ったパンを 動物の餌や 違う食品へ再利用しているパン屋さんもありますし、私の行っているパン屋では 前日のクロワッサンなどを袋詰めにして半額で売っています。

 

食品ロスが多い 今の時代の大きな課題ですね。

 

私個人では 大したことはできないけど チリも積もれば山となる、細き流れも大河となる。無駄を無くしたいものです。

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