日本語で話しましょう

誰かの役にたちますように。フランスより愛を込めて。

嬉しかったこと

私の息子は 今 フランスで seconde 第2学年 日本でいう高校1年生です。

昨日 進路を決定するミーティングが先生や代表者によって行われ、息子が 9月から 無事希望の 今の高校の première 第1学年 (高校2年生)に行けることが決まりました。嬉

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フランスの学校制度は 日本と少し違います。

2019年から 3歳から16歳までが義務教育となりました。

ので 3年間の幼稚園、5年間の小学校、4年間の中学校、そして 3年間の高校です。

 

 高校3年生になったら バカロレアと呼ばれる全国共通大学入学試験を受け 合格した人だけ 大学に進むことができます。

 

小学校のときから 飛び級、留年があるので 同じクラスでも 少し違う年齢の子もいます。

息子の通っている高校でも ヒゲの生えている生徒や 車やスクーターを運転して学校に来ている生徒もいるし 制服もないので 日本の大学の雰囲気に近いかもしれません。

 

 

 

学年は生まれた歳で区切るので 1月生まれがその学年の1番年長ということになります。

 

息子は 12月末生まれなので 幼稚園年少に入園した時は わずか2歳9ヶ月でした。

9月の入学の数ヶ月前まで オムツをしていましたし、おしゃべりもあまり上手でなく 心配したものです。

彼はこちらの小学4年生から ホームスクールをし 日本にも少し滞在したりして 本人の希望でフランスの中学3年生で 中学校に再編入しました。(だから 高校1年生ですが 16歳です。1年留年したのと同じこと)

ホームスクール時代かなり自由にさせていたので 勿論勉強の遅れもはじめはありましたが 無事高校に入学、そして今回2年へ無事進学です。

 

2期末の成績の様子で ボーダーラインにいたため 2年への進級は保留とされていましたが 3学期の成績が上がったので 行けることになったようです。

 

私は 息子が 中学校に戻りたいと言ったときも、進級したいと言ったときも、常に「自分が そうしたいならしなさい。」のスタンスです。

 

息子が 大学に行こうが 専門学校に行こうが すぐ就職しようが 私はいいんです。息子が 好きなことをして 幸せで 生きていてくれれば。

勿論 全く欲がないとは 言い切れません、でも 基本は 健康で 生きていてくれれば あとは ボーナスみたいなものだと思っています。

 

だから息子には 「常にしたいことをしたらいい、私は 全力で応援する。

ただ 決めたら最大限の努力をしなさい。行きたい進路に行けなくて 嫌なのは 結局 息子本人なのだから。」と言っています。

 

だから 無関心なわけではなくテストなどの結果は 聞きますが(学校のネットでも見れますし)勉強しなさいとは言いません。

 

そんな 母親だと息子のほうが 朝は自分で起きる、なんなら なかなか起きてこない母親を起こしにくる。

勉強の方もなんとか 最大限の努力をしているようです。(と 本人は言っています 笑) 

 

昨日 無事進級が決まったと 本当に嬉しそうに報告してきた息子。

彼が嬉しそうなので 私も本当に嬉しいです。

実は 留年になるのではないかと 心配していたみたい。

 

反抗期らしい反抗期もなくここまできた息子。

私の背より10センチ以上は 大きくなりましたが まだまだ膝の上に載ってきたりします。つぶされてます。笑

フランス式の挨拶で 毎朝 ほっぺにチュッチュとキスをして おはようしてくれる息子。

偉そうな口をきいてくることも度々ありますが 10歳の娘と 遊んでることも時々。

私の血を継いでか 食べることが大好き。笑

 

とにかく ここまで 健康にすくすく大きくなってくれたことに 感謝です。

 

今日は嬉しかったことの報告でした。