日本語で話しましょう

誰かの役にたちますように。フランスより愛を込めて。

フランスで縁起の悪い事

今日は 日本にも色々ありますが フランスで縁起が悪いと言われている事を紹介します。

 

今回紹介するのは 私の個人的な経験・周りのお話しに基づいたものですので 更に興味のある方は自力で 真偽を調べてみてください。笑

 

義母が 「迷信深いわけではないけれど やはりしない方がいいんじゃない?(BY 義母)な人なので 私が先日 家の中で傘を干して乾かしていたら指摘されました。

 

傘を室内で広げる事は縁起が 悪いらしいです。なぜかは知らないそうです。笑

義母は 傘を買う時も お店の人に断って外にいき傘を開くそうです。

 

そして ベッドに帽子を置く事も縁起が悪いと教えてくれました。これは 昔 亡くなった人を訪ねた時に 敬意を示すため部屋に入ると帽子を脱いでベッドの上に置いたそう。よって ベットの上に帽子を置くのは縁起が悪いとなったそう。

 

食事の際に13人がテーブルを囲む事。

これは キリストの「最後の晩餐」から来ています。裏切り者とされるユダが13人目としてテーブルについた事から。

避けようとはしていたのですが 先日の食事で家族13名になってしまいました。

義母は 「あなたの家の愛犬を14人目として招待します!!」と無理やり回避しました。 

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愛犬ニトロ。確かに人間のようなこの眼差し!!!

他には 義父が息子に 彼の古いアーミーナイフを譲ってくれた時の事。 ナイフや刃物をプレゼントするのは 「縁を切る」という事で縁起が悪いので 息子が1ユーロが払って 購入という形にします。なるほどー!

これで縁は切れずにすみますね。

 

 

 

これは 旦那に何回か言われた事ですが

パンをテーブルに裏返しに置く事。昔 死刑囚にご飯を持って行く時 彼らの食事はパンが裏返しに置かれていた事から 縁起が悪いとされています。

 

これは 旦那のおじいさんがよく言っていた事らしく おじいさんは 食べる前パンの裏側にいつも 十字架の切り込みをナイフで入れてたとか。これも 悪いものを避けるおまじないのようなものだそうです。

 

他にも たくさんあるのですが 今まで私が個人的に言われたのはこれぐらいです。 やはり周りの人が嫌だと思う事は避けたほうがいいですよね。

 

今回また 思い出して復習となりました。

 

 

 

 

あと これは 縁起が悪いとはちょっと外れるかもしれませんが、こちらでは なんか 不吉な事を言ってしまった場合 木を触って無効にする、縁起を担ぐ。

 

例えば 話しの中で「もし コロナにかかって入院したら大変だな・・・ちょっと待って! 木を触らせて!!」と何か周りで木でできたものを見つけて 触る。

 

それとか 「私 最近何年も病気になってないわー。 お医者さんにも2年間行っていない!木に触っとこ!」と本当に触ります。

 

木で出来たものならなんでもいいんです、テーブル、椅子、ナイフの柄でも。土に埋まってる木でも。

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幸い 何かしら木や木製のものは見つかる物。見つからなくて困った人には 今まで一度も会った事はありません!! 笑

 

周りをしばらくウロウロしなきゃならない羽目にあった人も 幸い見た事はありません。面白そう。

 

 

と今日は日本とは又違う縁起についてちょっと紹介してみました。

 

みなさん 迷信深い方ですか?縁起を担ぐために何かしてますか?