日本語で話しましょう

誰かの役にたちますように。フランスより愛を込めて。

フランスでワクチン義務化への流れ

昨日 マクロン大統領が演説し 

 

 一部の業種に対するワクチン接種の義務化

 
介護者か非介護者であるかにかかわらず、病院、クリニック、高齢者施設、障害者施設で働く全職員、また、施設や家庭内で高齢者や脆弱な者と接触する専門職及びボランティアに9月15日までにワクチンを接種することを義務付ける。
9月15日以降に確認がなされ、該当者でワクチン未接種の者には制裁がなされる。

その他の国民にワクチン接種を義務化することはしないが、ワクチンをすぐに接種するよう推奨する。60歳以上の者や脆弱な者は最もリスクが高いため、特に推奨する。
新学期から、中学生、高校生、大学生ために、学校施設においてワクチンキャンペーンが実施される。



 衛生パスポート(pass sanitaire)
7月21日以降、50名以上が集まる娯楽及び文化施設で、12歳以上の者に対し、ワクチン接種証明か48時間以内の陰性証明の提示が求められる。
関連法案が採択され次第、つまり8月上旬以降に、カフェ、レストラン、大型商業施設、病院、高齢者施設、医療社会施設や、長距離移動の航空機、列車、バスにおいて、顧客・利用者・職員にかかわらず、ワクチン接種証明か陰性証明の提示が求められる。
感染状況次第では更に適用範囲を拡大する可能性も排除されない。

 PCR検査の有料化
 秋以降に、処方箋なしでのPCR検査を有料化する。これは、複数回の検査の推奨よりもワクチン接種を推奨するためである。

(ここまでフランスの日本大使館から頂いたメイルを引用)

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今回 ブログにこのことを記事にするか迷ったのですが 私も旦那も最初から ワクチンを打つ気が全くなかったんです。今でもありません。

 

だからと言って ワクチンを打つと選択した人に何も反対するつもりもありません。個人の選択だと思っています。

 

日本にいる両親もワクチンは接種済みです。

 

でも 今回のマクロン大統領の発言、数ヶ月前には フランス国民のワクチンは 任意です。義務ではありませんっと言っていたのに。

 

そして 周りでもなんと ワクチンを打たないといっている人の少数なことか。

ちょっとびっくり。 特に将来の子供のことを考えると ちょっちょっと待って!!ってなる私。

 

今回12歳以上で 娯楽、文化施設に行く人には 衛生パスポートの提示が求められる。ワクチン接種証明か 48時間以内の陰性証明。そして 秋から検査の有料化。

 

あまり ここにネガティブなことは 書きたくないのですが、これが義務でなければ 何と呼んでいいのかわかりません。

 

大統領の演説中から ネットでのワクチン接種予約が爆発的に増えたらしい。

 

息子は16歳です。映画館に行きたいから レストランにいきたいから 生活に不自由だからというだけの理由で 今回ワクチンを打たなければいけないというのは 納得がいかないのです。陰性検査を機会ごとにするというのも非現実すぎ。

 

義務ではないけれど 実際 強制されているというこの状況にとても居心地の悪いものを覚えます。非国民として吊るされるような。

 

でも 私は 大統領より 政治より 自分の体を信じる。

吸っている空気までは選べないけど 自分の体に取り入れるものは自分で選択したい。

 

こんなことを書いて 引かれるかもしれませんが 思いのままを書いてみました。

 個人の選択が尊重されない

自由な国であるはずのフランスでこれから議論を呼びそうです。てか呼んでほしいです。