日本語で話しましょう

誰かの役にたちますように。フランスより愛を込めて。

新学期

長い長いフランスの夏休みー息子に至っては6月20日から夏休みでしたーが終わり 月曜日から 新学期が始まりました。

 

息子は 3月と6月にあったバカロレアと呼べれる高校卒業検定の国家試験を見事クリアし (成績表の平均点はあまり良くないし 普段あんまり勉強しているようにも見えないのに ここぞという配点の多い試験でばっちりいい点をとってくる息子、すごい!)ここからBTSとよばれる国家資格を取るために2年間いわゆる専門学校のようなところに通います。会計士の資格なのですが 英語、数学、仏語の一般教養の授業もあるようです。体育の授業がないと息子は嘆いていました。 笑 

 

息子のクラスメートの進学状況を聞いてみると日本に比べて 大学に行く割合は少ないように思います。 大学は本当に本当に長く勉強したい人が行く という感じですかね。ここ片田舎なので下宿して専門学校またはその他の講習を受けに行く人も多く そんな中 息子は車で 10分ほどの所にある学校に行くのでラッキーだなー。

 

フランスでは中学卒業あたりから 将来なりたい職業によってのコースの振り分けがはじまり 何を将来したいかの決断が問われるのです。息子は これが絶対したいというものが見つからず 高校卒業後 1年間仕事を色々して何をしたいかを決めるよ。と言っていた時期もあったのですが やはり 学生、勉強を1年止めてまた戻るというのはなかなか難しいと思うし 色々話して 計算の好きな彼は会計士という道を選択しました。まぁ やってみて これじゃないと思ったら いつでも軌道修正は可能ですしね。

 

子供達には 勉強をしていい成績をとることよりも 本人にやる気を出せば なんでもできるという自信を持ってもらうことが一番かなぁと思います。だから 将来また軌道修正したくなったら全然オッケーだと思います。結構難しいんですよね 自分の好きなことを見つけるのって。

 

ただ 学校が近いため1時間半のお昼休みの間に 昼ごはんを食べに家に戻ってきます。今週は私も午後からの出勤のシフトのため なんだかバタバタしてます。息子が着く頃には昼ごはんができていないといけないし。しかも週2回ぐらいは 家に戻ってくる時間がないため お弁当をもっていくといっているし。

まぁ素敵 (お借りした写真です。笑)

ずっと 学校で給食があったため お弁当を作ってこなかった私。ここに来てお弁当!!食欲旺盛の息子にでか弁を作るのですが お弁当箱(ただのタッパー)は1500mlもあります。とにかく第一回は 息子の好物の炒飯大量と卵焼き、ブロッコリーを詰めましたが これからがちょっと不安な私です。

フランスでお弁当を作るとは思わなんだ。

 

まぁこちらではお弁当といっても夕飯の残りのパスタだけをどーんともっていくのもありありだし、サンドイッチの人も多いです。学校に電子レンジもあるらしいので。ゆったりやっていこう。

 

娘も相変わらずホームスクールで こちらの中学2年生です(こちらの中学は4年間)ずっとホームスクールなんですが 来年は学校いこうかなぁと言い出しました。

本人の希望で行く、行かないは決めさせているのでこの1年間ゆっくり考えたらいいと思います。

ホームスクールも慣れてはいますが 新学期はやはり時間割を作ったり 教材を探したり 勉強できるサイトを比較したりと時間が取られます。まぁ 私たちのホームスクールは 学校をそのまま家に持って来ようとはおもってないので ゆるゆるなんですけど。毎年の審査だけ通ってくれればそれでいい。

 

こんな感じで新学期スタートしました。

生活リズムに慣れるまではバタバタしますが 張り合いもあります!

涼しかったのにまた暑い日が続くフランスより。外に行くとジリジリする。

皆様もご自愛ください。