日本語で話しましょう

誰かの役にたちますように。フランスより愛を込めて。

フランス語の数の数え方

フランス語の不思議を以前にも書きましたが

 

840225.hatenablog.com

今回も フランス語の数の数え方が 20年以上経っても納得いかない話です。

 

アン・ドゥ・トヮ。は みなさんも聞いたことがあるかもしれません。

 

基本 フランス語でも他の語でも数字は覚えなければならない。

それは わかります。

1−60までは 納得いきます。

 

ちなみに 10は dix

     20は vingt・・・・・

 

ただ 70からが なんでやねんと言わざるを得ないのです。

まず60は soixante、ふむ。

そして 70は         soixante -dix (60+10)!!

それなのに 80は        quatre-vingts (4x20)!!! なんでやねん!!

 

90は quatre-vingt-dix

99にいたっては quatre-vingt-dix-neuf (4x20+10+9=99)となっております。

 

文句を言いたくなる気持ちもわかっていただけるでしょうか?

 

そして フランスでは小切手を使います。

以前に比べて 今では 市場もどこでもクレジットカードが使えるようになったりネットで払えるようになったので 最近はほとんど使うことがなくなりました。

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フランスの小切手

でも以前は 家賃も水道代も 市場でも 小切手で支払うことが多かったのです。

小切手には 支払う金額、支払う相手、日付、署名などを ボールぺンで書き込みます。小切手をもらった人は それを自分の銀行に持っていくか 郵送します。

そうすると数日後 自分の口座に小切手の金額が入金されます。

 

以前は スーパーマーケットなどでも たくさんの人が使っていましたが カードと違って口座にお金がなくても使えてしまうので 未払い問題も多く 現在では 小切手は受け取りませんというお店が多いですね。

 

 

ここで 私に問題となるのが支払う金額は 数字とアルファベットで書き込まなければなりません。

 

例えば 878、95ユーロだと huit cent soixante- dix-huit euros et quatre-vingt -quinze centimes と書き込まなくてはなりません!

 

今でも 私の小切手ケースの中には 小さいカンニングのメモが貼ってあります。 笑

 

だって 20の vingt と 90の quatre- vingt -dix には   s がつかないのに

80のquatre-vingts には なぜか s がつくし。数字の組み合わせは たくさんあるし。

 

今見てみたら 間違えないように 数字を文字に変換してくれるサイトまでありました。フランス人も 私と同じように思っているんだな。 笑

ちょっと 安心。

 

ついでに掛け算も 日本では ほぼ歌のように覚えますよね。

 

いんいちがいち、ににんがし、にさんがろく、にしがはち・・・・・から くくはちじゅういち まで。

 

いち かける いち とは言いません。

 

 

こちらで 娘も九九を暗記するのですが、 9x9 81なんです。

neuf fois neuf   quatre-vingt-un と普通に覚えます。

なかなか 九九が娘の頭に入っていかなかったし 日本語では無理だったので

 

 

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こんな教材を使いました

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ちょっと無理がある

 

ちょっと無理はあるのですが 掛け算ごとにお話があり DVDやカードを使って絵の画像で覚えるというものです。娘はこちらの視覚とお話しから 覚えるタイプがよかったみたいで 掛け算はクリアーしましたが たまに 「7x7 なんだっけ?」となると

私が「ほら プールで 7さんが 飛び込み台の上にいて・・・」と始めると

「あー 実況中継で ズームで水中眼鏡で49!」と この教材を見た人しかわからない会話になっています。 笑

 

私は 絶対 日本の歌バージョンのほうが いいと思うんだけどなー。

 

いつか 日本の小学校の算数のレベルは 世界でもトップレベと聞いたことがあるけど なんか 納得。

 

少なくとも フランスよりかは 確実にレベルは高いはず、だって こんな 数の数え方してるもん・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 にしがはち。

 

 

 

 にさんがろく。