日本語で話しましょう

誰かの役にたちますように。フランスより愛を込めて。

Gros bisous !!!

Gros bisous  英語でいうところの Big Kisses に当たる。

この言葉は フランスではとてもよく使われている。

親しい人との間での 会話やメッセージ、メイルや絵葉書などなどで。

私も フランス語を使うようになってから 数え切れないほど言い、書いてきたと思う。

 

 

日本語でいえば 「家族のみんなによろしくー!!」レベルで気軽に使われてると思ってもらっていいと思う。

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言葉としてだけではなく 挨拶としても使われている。

 

フランスではBonjour!(ボンジュール)という挨拶とともに、フランス式の挨拶としてのキスを交わします。

 

友達や家族間などで、社交上の挨拶としてするキスのことをビズ  la bise といいます。勿論 唇と唇を合わせるのではなく、相手の頬と自分の頬をくっつけながら「チュッ」と口で鳴らすキスのことをいいます。

この間の記事で書いたように 息子も毎朝してくれます。

 

840225.hatenablog.com

 

 

フランスでは家族や友人以外にも、仕事の仲間、知り合い、友人の友人であれば初対面でもビズをする習慣があります。

 

 

女性同士、女性と男性の間によく見られ、男性同士でも大変親しい場合はすることもります。旦那と息子は勿論します。 最近は 男友達でも 少し親しければ ビズをする風潮になりつつあり 旦那は 困ったもんだといっております。

 

私も 親しい人ならばまだいいのですが 何かの集まりで 10−20人がいるところに行くと 女性の私はその10人−20人に 1人1人ビズをして回る。

初めての人でも「ボンジュール(実際の発音は ボンズーに近い)ROSEです。初めましてー」とか言いながら。

面倒くさいし 最近は ヒゲの生えてる男性も多いので チクチクするし、私は あんまり好きではありません。

ここら辺の地域では 左・右の2回ですが 南フランスの方では 3回もしくは 4回のビズのところも!

左右を間違い 本当にちゅーしそうになることも たまーに! 笑

 

 

しかーし!! 笑

 

コロナ禍で接触を避けましょうということで 握手ならず ビズもやめるべきだと フランスの保健相が 昨年の3月に発言して以来、ひじとひじを合わせるだけや 手を振るだけでいいのです。未だに ビズをする必要はありません。

 

家族間では 勿論普通にしてますが。

 

これは 私にはありがたいことだ。

コロナで唯一よかったことかも・・・・

イタリア人の義母なんかは 孫やみんなに 触りたい願望が高いので ビズやハグができないことがすごく寂しいようだが。

 

確かに 相手に接触して 愛情を伝えることは 悪いことではないと思う。

いや 悪いことではないというか 良いことだと思う。

良い文化は取り入れていきたいので 私も子供たちには しょっ中ハグをするし 友人にも ハグをする。旦那とは 毎朝おはようのちゅっをする。 

 

日本に帰省した折には 初日と最終日ぐらいは 両親にもハグをする。

両親も嬉しそうだし。笑

 

触れることによって 言葉ではない何かの エネルギーが伝わっていくように思う。

日本語の手当っていう言葉にあるように 手を当てるだけで 何かのエネルギーが伝わって 痛みが和らぐことも私は 子供と実践済みだ。

霊気の第1歩といえるかも。

 

 

人同士が触れることも 木や土に触れることも 全てエネルギーの交換だ。

初対面のビズは ちょっと苦手な私だが 触りまくるこのラテン文化 いいのかもしれない。

 

ちょっと話はそれるが 娘は ホームスクールをしてるので私と24時間一緒にいることになるのだが それでも 1日に何度も「calin キャラン」といって ハグを求めてくる。

勿論 ハグしている。

そのハグで 本当に 愛情を充電しているかのようだ。

その充電が切れそうになったら また calinを求めてくるのだろう。

娘はその上に いつも 私に Je t'aime! 大好き 愛してると言ってくるし、ずっと一緒にいるのに 愛の手紙もくれる。可愛い。 嬉!!

 

というわけで 最近読者になっていただいた方々 読んでくださった方々 本当にありがとうございます。

 

Merci et Gros bisous !!

 

 

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