日本語で話しましょう

誰かの役にたちますように。フランスより愛を込めて。

フランス人とお釣り 追記

 以前 フランス人の不思議なお釣りの数え方について記事を書きました。

 

引き算ではなく 足し算で商品の値段とお釣りがお客の払った金額になるようにお客に渡すという方法です。

840225.hatenablog.com先日 いつものように土曜日の市場に行きました。

いつも行っている野菜売りのおじさんのスタンドで若い女の子が手伝っていました。

たぶん 夏休み中のお孫さんかなぁ、私の息子ぐらいかなぁなんて思いながら 野菜を買いました。

全部で9、50ユーロ、小銭がなかったので 20ユーロ札で払いました。

 

すると その女の子ちょっと計算に戸惑ったようで お釣りをお金ケースから取ったり戻したり取ったり戻したりをしています。

 

思わず 私は 『お釣りは10、50ユーロだよ。』と言ってあげて、そこでやめときゃいいのに 『9、50ユーロに50センスで 10ユーロ。そしてそれに10ユーロをたして 私が払った20ユーロになるでしょう。』と言ってしまう私。

 

女の子は マスクをしていたのであまりわかりませんが なんかぽかーんとした感じで納得してる感じではなかったです。

 

もう余計なことをいうんじゃなかった おばちゃんだわ私ー! 笑とか思いながら家に帰り 昼食の時に このことを家族に話しました。

 

そうすると やはり子供達は はぁっ???という感じで なにその計算、なにその説明???となっていました。

旦那だけが 「そうそう お釣りを渡す時は 確認も含めてそう言って渡すんだよ。」とそれが 当たり前のように言っていました。

それ フランス特有だよっと言っても あまり信じていませんでした。笑

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その日の体験により フランス人のある程度の年齢の人はそういうお釣りの数え方・渡し方をしていますが 若者の間では 浸透していないようです。

 

皆様も もしフランスにお越しの際は 私のように 若い世代に 知ったか顏して説明すると『 あなたは なにを言っているのでしょうか????』という対応をされますので お気をつけになられることを忠告しておきたいと思います。