日本語で話しましょう

誰かの役にたちますように。フランスより愛を込めて。

嬉しかったこと

私の息子は 今 フランスで seconde 第2学年 日本でいう高校1年生です。

昨日 進路を決定するミーティングが先生や代表者によって行われ、息子が 9月から 無事希望の 今の高校の première 第1学年 (高校2年生)に行けることが決まりました。嬉

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フランスの学校制度は 日本と少し違います。

2019年から 3歳から16歳までが義務教育となりました。

ので 3年間の幼稚園、5年間の小学校、4年間の中学校、そして 3年間の高校です。

 

 高校3年生になったら バカロレアと呼ばれる全国共通大学入学試験を受け 合格した人だけ 大学に進むことができます。

 

小学校のときから 飛び級、留年があるので 同じクラスでも 少し違う年齢の子もいます。

息子の通っている高校でも ヒゲの生えている生徒や 車やスクーターを運転して学校に来ている生徒もいるし 制服もないので 日本の大学の雰囲気に近いかもしれません。

 

 

 

学年は生まれた歳で区切るので 1月生まれがその学年の1番年長ということになります。

 

息子は 12月末生まれなので 幼稚園年少に入園した時は わずか2歳9ヶ月でした。

9月の入学の数ヶ月前まで オムツをしていましたし、おしゃべりもあまり上手でなく 心配したものです。

彼はこちらの小学4年生から ホームスクールをし 日本にも少し滞在したりして 本人の希望でフランスの中学3年生で 中学校に再編入しました。(だから 高校1年生ですが 16歳です。1年留年したのと同じこと)

ホームスクール時代かなり自由にさせていたので 勿論勉強の遅れもはじめはありましたが 無事高校に入学、そして今回2年へ無事進学です。

 

2期末の成績の様子で ボーダーラインにいたため 2年への進級は保留とされていましたが 3学期の成績が上がったので 行けることになったようです。

 

私は 息子が 中学校に戻りたいと言ったときも、進級したいと言ったときも、常に「自分が そうしたいならしなさい。」のスタンスです。

 

息子が 大学に行こうが 専門学校に行こうが すぐ就職しようが 私はいいんです。息子が 好きなことをして 幸せで 生きていてくれれば。

勿論 全く欲がないとは 言い切れません、でも 基本は 健康で 生きていてくれれば あとは ボーナスみたいなものだと思っています。

 

だから息子には 「常にしたいことをしたらいい、私は 全力で応援する。

ただ 決めたら最大限の努力をしなさい。行きたい進路に行けなくて 嫌なのは 結局 息子本人なのだから。」と言っています。

 

だから 無関心なわけではなくテストなどの結果は 聞きますが(学校のネットでも見れますし)勉強しなさいとは言いません。

 

そんな 母親だと息子のほうが 朝は自分で起きる、なんなら なかなか起きてこない母親を起こしにくる。

勉強の方もなんとか 最大限の努力をしているようです。(と 本人は言っています 笑) 

 

昨日 無事進級が決まったと 本当に嬉しそうに報告してきた息子。

彼が嬉しそうなので 私も本当に嬉しいです。

実は 留年になるのではないかと 心配していたみたい。

 

反抗期らしい反抗期もなくここまできた息子。

私の背より10センチ以上は 大きくなりましたが まだまだ膝の上に載ってきたりします。つぶされてます。笑

フランス式の挨拶で 毎朝 ほっぺにチュッチュとキスをして おはようしてくれる息子。

偉そうな口をきいてくることも度々ありますが 10歳の娘と 遊んでることも時々。

私の血を継いでか 食べることが大好き。笑

 

とにかく ここまで 健康にすくすく大きくなってくれたことに 感謝です。

 

今日は嬉しかったことの報告でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

昨日は 母の日でした

フランスでは 昨日が母の日でした。

カーネーションではありませんが こちらでも 花などのプレゼントをして 日頃の感謝の気持ちを伝えます。

 

昨日のランチに 実家に招待されてきました。本当は こちらが 招待するべきなのに・・・と思うのですが 義母は いや、「私の母も 母の日はみんなを自宅に招待してたからー」といって 旦那の弟、その家族、旦那のおじさん夫妻など総勢10名でご飯を食べました。

 

昨日のメインは パエリア!!

家で作ることもありますが 今回は レストランからのお持ち帰りで でかでかのフライパンにはいっていました。(写真撮り忘れー)笑

 

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しかも人数より 多めに注文する義母。

私の義母はイタリア人で 8歳の時に家族でフランスに移住してきたそうです。

旦那のイタリアの方のおばあちゃんは 2012年に亡くなってしまったのですが 彼女もほんまもんのイタリアマンマでしたよー!

 

家にみんなを 集めて食事するのが大好きで 結婚してから カリブ海の島に移住するまでは よくお家にごはん招待してもらいました。

その量が 半端なく多い!!!

 

まず アペティフで飲み物と軽くつまむものが出てきます。ナッツとか クラッカーとかポテトチップスや ときには ミニトマト、オリーブなど。

その後 前菜、魚のテリーヌにサラダが良く出てきました。

その後 おばあちゃんの得意料理 ラザニア!!

旦那が好きで 私もたまに作りますが おばあちゃんの味には なれません・・・。

おばあちゃんのラザニアにはよく茹でたまごが 入っていました。

そして・・・・・・2度目のメインディッシュ ステーキ!!

ステーキじゃなくて ターキーのオリーブ煮込みとかが出てきたことも。

 

最初出てきた時は 冗談かと思った!!ラザニアおいしいから もうたっぷり食べちゃったよーと半泣きの私。笑

 

その後 チーズ、デザート、ヨーグルト・・・・

 

そして おばあちゃんは 毎回言う「ごめんね おばあちゃん達お金持ちじゃないから こんなもんしかなくて・・・・」

 

最後のヨーグルトまで 「もう お腹いっぱいだから いらないです」と断ると

すごく悲しそうな顔をするおばあちゃん、だから みんな 無理をしてでも必死に食べる!!

そして毎回 帰る時には でっかいタッパーにお持ち帰りとしてラザニアやパスタとトマトソースなどをを入れてくれる。

 

義母もメメ(おばあちゃんの愛称)の血をしっかり引き継いでおり ご飯を食べに行くと 毎回「えっ今日は あと何人来るんでしょうか?」というぐらいの量の料理がある。

足りないということが 恐怖らしい。

 

昨日 パエリアを皆によそってくれた時も しっかり メメが義母の体に降りてきていたように思う。笑

 

 

 

私は 運のいいことに 義母と仲良しです。

結婚前後に 旦那と実家にしばらく一緒に住んでいたので 彼女のおかげで 私のフランス語は 上達したと言ってもいいでしょう。

 

義母も料理が好きなので とく台所で 料理をしながら普段使うフランス語を教えてもらいました。

 

義母ですが 相談にも乗ってもらうし 友達のようでもあります。

彼女にとっての孫が私たちの子供達2人だけということもあり 子供共々 いつも実家には 本当にお世話になっています。

 

22年前結婚前初めて 旦那に連れられてフランスの実家に遊びに来て 言葉も文化も違うけど なんか 日本の実家と同じような 雰囲気を感じ、安心したことを覚えています。

 

みんなでそんな思い出を話しながら 楽しい母の日でした。

 

 

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畑をすることは自分でお金を印刷するのと同じです

旦那が畑をしている。

家から 徒歩4分のところに おばあちゃんの車庫と庭があり 使わせてもらっている。

 

いい趣味ですねーと知り合いに言われた時に 「いえっ 趣味ではないです。なんていうんでしょう。義務・仕事みたいなものです。」と答えていた。

 

確かに 土を触ったり 外にいることは好きだろう。

 

でもそれを 車とか 何かのコレクションと同じような趣味と捉えられることは 嫌みたいだ。

 

彼にとって それは 所謂 仕事と同じレベルなのだ。

 

外で働いて儲けたお金や給料で 野菜を買って食べるか、自分で育てて食べるかの違いだけだ。

 

種代、苗代も水道代もかかるし(我が家は井戸がありますが) 何より労力と時間が必要という人もいるかもしれない。

安い冷凍の野菜を買っている方が 食費は安くなるのかもしれない。

 

でも新鮮さからいっても 自分たちで育てた野菜の味は 格別。栄養も違うはず。

お店に行かなくても 自分たちで 食べるものを自分たちに 供給。 

だから これは趣味ではなく お仕事、自給自足の小さな一歩、小さな革命。

 

スーパーなどの流通に全ての食品を頼ってしまっている今の時代、一人一人ができるレベルで少しの自給をすることは大切なことだと思う。

考えたくもないけど いつか来るかもしれないサバイバル時代。

 

旦那が野菜をの管理を全てしているのに あまり偉そうには言えないのだが。

 

庭がない人も ベランダやプランターで出来る野菜やハーブはいくらでもあるし

何しろ 必要なら家庭菜園をする情報・育て方はいくらでも検索できる時代。

 

子供の食育にも繋がるし。

子供達に どんな風に野菜ができるのか どの植物が食べれるのか

出来るだけ身近な感覚でみれる環境を作ってあげたい。(今の所 あまり関心を見せないが。) 

スポーツジムに通わなくても運動になるし。

こちらにはない にらやシソも栽培できるし。

美味しいし。

 

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これは2017年スペインにいた時のある日の収穫

 

 私は あまり 最近 家庭菜園に手はいれてない。

調理役と収穫量記載の役ぐらいだ。

記録を見てみると 2020年は 例えば合計ズッキーニを27キロ、 じゃがいもを35キロ収穫している。

35キロって聞くだけなら すごいやんって思う。でも 全然4人家族1年分には ならない。

まだまだ農家さんたちのお陰で 食料があるんだなあ。

でも フランスでも 農家さんたちは どんどん減っている。

食を支えてくれている 農家さんたちが 一番お金を稼げる仕組みにしてほしいと思う。特に 量より質を考えてくれる 農家さんに。

 

 

 

最近天気もどんどんよくなってきたし私も 色々言い訳ばかりしていないで もう少し今年は家庭菜園の実践・学習に首を突っ込んでいこうと思う。例え 旦那に邪魔者扱いされても 笑。

 

 

 

 

 

 

 

 私の バイブル。

 

こちらは 最近晴れてます。

はてなブログ今週のお題「雨の日の過ごし方」なんですが フランスでは 梅雨ないですし 例年より寒かったり天気が悪かったんですが、やっと いい天気になってきました!

 

暑さに強く寒さに弱い私にとってはうれしい限り。

夏大好き!

 

 

さて お題を勝手に少し変えさせていただきまして、「雨の日の後の過ごし方」をお伝えします。

国の面積が日本の2倍ほどもあるフランスでは やはり家もでかい そして庭もでかい。(我が家には当てはまりませんが・・・)

 

近くに住んでいる実家は多分敷地全部で600坪ぐらいはあるだろう。

で 庭に芝生のある家が多い。

 

ということで 雨が降ったあとは みなさん 伸びた芝生を芝刈り。

結構 芝刈り機の使っている音があちらこちらでします。

あまりにも庭が広い家は

 

 こんな 乗用型の芝刈り機を使っている人もちらほら。

 

私の思い込みかもしれませんが なんか 芝刈りをしてる人たちって 得意そう。笑

やはり 広い庭を持っていることへの誇りからか?

男の人がしてるとこしかみたことないのですが 機械を使うという少年心をくすぐられるのか?

 

実家でも 義父が2時間ほどかけて 庭の芝刈りをしています。

 

 2時間も歩くのだから まあ 大仕事と思うのですが、なんか得意そう楽しそうに見えるんですよねー。

 

 

ずいぶん前に両親がフランスに遊びに来てくれた時も 父が嬉しそうに 芝刈り機体験をしていました。初体験だとか。笑

 

 

 

 

 

こちらは 最近晴れていて 気温も上がってきました。

フランスにいると 太陽光線の力が日本より強い気がします。

すぐジリジリ暑い。でも 日陰はすぐ寒い。

 

太陽の光を吸収しよう欲が 日本人より多いと思われるフランス人。

ちょっと天気がいいと すぐタンクトップとか真夏の格好をしだす人々。

末端冷え性の私からは考えられない気温の時に サンダルを素足で履いている。

きっと体感温度が私とは全然違うのだろう。

 

芝刈りの季節が来たーと嬉しいのかもなー。

確かに 刈ったばかりの芝生は綺麗だな。

この青々しい いい匂い。

でも 私は 芝生より家庭菜園のほうがいいな。

また 食べることを考えてしまった。

 

と 得意そうに芝刈りする義父を見ながら 色々 考えていた昨日の午後でした。笑

 

 

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食べるということ

私は 食べることが大好きです。

多分 父からの遺伝です。

私の父は 食べることが大好きで 昼ごはんが終わったそばから 母に「今晩何食べよっか?」と言い、よく 「今食べたばっかりでしょ!」と怒られていました。笑

 

50代後半で心臓病・糖尿病にもなりお医者さんが「70歳までは しっかり食事管理をしてください。70歳になったらまあ 何を食べてもいいかな。」と一度言われてから70歳になるのを楽しみにしていた父。いまは70歳といわず80歳を超えましたが

母からまだまだしっかりした食事管理を受けています。笑

 

そんな食べるのが好きな父なので 料理もする。いつもはご飯を作るのは 母だったけど、休日はよくお好み焼き・天ぷら・鍋など調理しながら食べるものは 父担当だった。うどん・ラーメンも 父担当。

 

母も料理がうまく 盛り付けや器にまでこだわって 綺麗な美味しいご飯を日々作ってくれた。

 

私は 食べることに関して恵まれてるのだと気付いたのは 高校ぐらいになりよく親友が泊まりに来て一緒にご飯を食べるようになってから。

親友はいつも「レストランみたいー。」とか 「きゅうり嫌いやねんけどここの家に来たら食べれる。」と我が家での食事を褒めてくれた。

 

いつも周りも同じようなものを食べてると思っていたが、私も他の家などに行くようになって どんなに 同じものでも 盛り付け方や食べる時の雰囲気などで 変化があるのだということを知る。私は 食べるのも好きだが あの5人でしゃべりながらの食事の時間が好きだったのだ。食育ありがとうございます。

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フランスに両親が来た時 食べた料理が美味しかったからレシピ教えてと言われて日本に帰った母に教えたこともあるが 母も「同じものなのにやっぱりフランスで食べたほうが断然美味しい。食べ物ってやっぱり周りの空気込みやわ。」と言っているのもうなずける。

 

大学時代 ゼミで一緒だった男の子が 「俺は食べることに興味がない。もし全ての栄養の入った錠剤があってそれを飲めばいいなら それで構わない。」と言っていてショックだった。ショックすぎて 今でも彼の顔は覚えている。

 

だって悲しすぎる。食べることに興味深々の私には 理解できなかった。今でもできない。

 

年齢とともに 食べるということ=味わうこと,欲望を満たすことだけではなく 食べること=体・精神までを作るということや、私たち人間が 食べるということが どれだけ深く環境問題にまで関連していくかを少しずつ関心を持ち 情報を探すようになった。

 

そっから食べることによって 私たちの健康・メンタルがどれだけ影響を受けるのかにも興味を持つ。

 

ヴィーガン・菜食・ローフード・マクロビオティック何でも興味がある

 

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最近何かの機会に見つけた世界最古の医者 ヒポクラテス

 

ヒポクラテスも 数々の名言・格言を残している。

 

・「火食は過食に通ず」
・「満腹が原因の病気は空腹によって治る」
・「月に一度断食をすれば病気にならない」
・「病気は神が治し、恩恵は人が受け取る」
・「汝の食事を薬とし、汝の薬は食事とせよ」
・「人は自然から遠ざかるほど病気に近づく」
・「病気は食事療法と運動によって治療できる」
・「食べ物で治せない病気は、医者でも治せない」
・「賢者は健康が最大の人間の喜びだと考えるべきだ」
・「病人の概念は存在しても、病気の概念は存在しない」
・「健全なる体を心掛ける者は完全なる排泄を心掛けねばならない」
・「食べ物について知らない人が、どうして人の病気について理解できようか」
・「人間がありのままの自然体で自然の中で生活をすれば120歳まで生きられる」
・「病人に食べさせると、病気を養う事になる。一方、食事を与えなければ、病気は早く治る」
・「病気は、人間が自らの力をもって自然に治すものであり、医者はこれを手助けするものである」

 

 

うんうん なんか心に入ってくる格言がいっぱい。

 

信じられない。

食べることが大好きな私が ぐるっとまわって少食・断食にまで興味を持っているのだ。

ただ 私のダメダメなところは 興味をもち 情報を探し体験談を読みブログを読みドキュメンタリーを見たりして そこで なんだか 満足して さも自分が実践してるかのような幻覚に陥り 終わってしまう。 笑 

もう1歩そろそろ進んでいいんじゃなかろうかと。実践と継続。

 

 

フレキシタリアンっていうんでしたっけゆる系菜食主義のこと、でもフレキシブルすぎてね 私。

食べることは個人の決めることなんで 私が 私のためにもう少しきっちり選択してあげたいと 奮い立つ今日この頃でした。自己啓発!!

 

 

 

 

 

食べない人たち (「不食」が人を健康にする)

食べない人たち (「不食」が人を健康にする)

 

 この私がこんな本を読んだり。

フランス語の不思議

フランス語の名詞は 一部の固有名詞を除いて 男性名詞女性名詞に分けられます。

男性名詞か女性名詞かの分類は あらかじめ決まっており、辞書で単語を調べてみるとその単語の横に 男性名詞か女性名詞かが 書いてあります。

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例えば homme 男性 男性名詞

    femme  女性 女性名詞

               père       父 男性名詞

               mère      母 女性名詞

 

なるほどなるほど。 なんかわかる。

 

    livre     本 男性名詞

    lettre   手紙 女性名詞

 

えっちょっと待って。

 

    ordinateur パソコン 男性名詞

    voiture       車    女性名詞

 

もうね、「なんでやねん!!」と言いたい! 笑

 

私は これまで 何度も「何で 車が 女性名詞なのか 納得いかん!」と旦那に フランス人に抗議もしました。「車は車でしょうが!!なんなら ちょっと男っぽくない??」

 

でも皆さんいつも 「そうなのだからしょうがない。覚えるしかない・・・。」というのです!

 

誰が決めたのか知りませんが フランス語での単語の 男性・女性の分類は めちゃくちゃです。

物の名詞にまず 男性とか女性とか分類すること自体に無理がある。

 

実際、どっちかわからないと日常生活でもやはり困る,困るというか やはりちゃんと喋りたいじゃないですか。

 

本当かどうか ジョークなのか知りませんが、先日ラジオでこんな話をしていました。

フランスに住みだして 間もない外国人 Aさん、フランスパンを買いに時々パン屋さんに行きます。

でも そのAさん baguette (フランスパン)が女性名詞なのか男性名詞なのか覚えられない。(フランスパンは 女性名詞です。)

 

フランス語では 女性名詞には une , 男性名詞には un,という冠詞をつけなければいけません。

une femme  (一人の女性)      un homme (一人の男性)という具合です。

 

Aさんは une baguette  というのか un baguetteというのか定かでないので いつも

deux baguettes (2つのパン)を下さいと言うようにしてる。そうすれば常に正解!!

フランス人も大爆笑でしたが 私も痛いほど Aさんの気持ちがわかる。 笑

 

 

 

覚えるだけしか 攻略法もないので 私は迷った時は その単語を(例えば)une baguette, un baguette, une baguette, un baguette・・・とぶつぶつ言ってみて、しっくり来る方を選んでます。

 

たまに間違えて 家族に訂正される事もありますよ。

 

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我が家にも un jars と deux oies がいます。

 

そのほかに 不思議なのが 動物の名前が オスかメスか子で名前が違う。

 

雄犬  un chien      雌犬  une chienne   子犬 un chiot

オス牛 un taureau   雌牛  une vache     子牛 un veau

オスヤギ un bouc  メスヤギ une chèvre   子ヤギun chevreau

 

といった具合だ。幸い全ての動物ではない。

全くただでさえややこしいのに 誰がつけたのか。日本語みたいに子をつけときゃいいのに。子犬はオスでもメスでも 男性名詞だし。どうしてだ。

 

と 文句いう私だが フランス人にしたら 漢字のほうがややこしいらしい。

家族曰く なんか 絵というかシンボルにしかみえないらしい。私が タイ語とかを見た時と同じなんだろう。

日本語は平成22年に常用漢字は 2136字。ひらがなに片仮名、フランス語アルファベットは 26文字。

 

うーん どっちに勝敗をあげたらいいのか。

 

 

たまに思う。結婚したのがフランス人でよかった、スウェーデン人とかオランダ人とかでなくてよかったと。だって 発音不可能そうだもん オランダ語とか。

 

 

でもねでもね ここフランスでほんと「なんでやねん!」って言いたくなる時めっちゃあるんです!!

 

 

読んでくださって merci !!

 

 

 

 

 

 

星の王子さま

星の王子さま

 

 

 

 

 

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雨の日の過ごし方

今週のお題「雨の日の過ごし方」

 

雨 ここ私のすんでるフランスのおへそあたりの地域は 雨が日本より少ないです。

今年は 例年より降ってる感じですが 毎年 secheress (干ばつ)だといって 車の洗車をしないようにとか 芝生の水やりをしないようになどの勧告が市や町からされています。

 

家庭菜園をしている我が家では 恵みの雨。必需品です。庭に井戸が付いているので 雨が降ると井戸も潤います。

 

もちろん天気の方が嬉しいですが 雨の日は 庭の野菜を思って 嬉しく思います。

 

雨の日の過ごし方は

 

840225.hatenablog.com

 アイロンするものがあれば アイロン日和ということでアイロンをかけます。

 

料理が好きなので おやつなどを作ることもよくあります。息子の中では 雨の日はクレープらしいです。

クレープとか ポップコーンとかの 大量の食べ物プラス ネットで映画が 理想とか。 

 

 

フランスでは 雨が降っていても 傘をささずにフードとかレインコートで歩いている人も多いです。ナイロン袋を被ってる婦人もたまに見る。

ども家庭を見ても 傘の所有本数は日本より少ない模様。

なんと我が家も引越しを繰り返したので 現在4人家族で 持ってるのは 折り畳み傘1本のみ。

実家でも 折り畳み傘数本だけで 普通の傘は なかったような。

 

雨 確かに少ないけど どうしてこんなに傘所有率が少ないのか 考えてみた。

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ここからは 私の個人的な観察・考えです。

事実では ないかもしれませんので 悪しからず。

 

日本では 小さい時から マイ傘があった、学校に行く時とかに持っていくように。

 

日本では歩いて登校・集団登校が当たり前だけど、こちらでは 親が車で子供を送り迎えするのが大半。親の義務だといってもいいでしょう。

学校が終わる時間帯には 周りの道は 待機する車だらけ。

 

中学・高校にもなるとバス通学している子供もいるが 親が送り迎えしている子供も まだまだ 沢山いる。うちの息子も高校生だが 送り迎えできる状況なので 車で20分ぐらいの高校まで 日々送り迎え。

 

その息子が 島の小学1年生に入学した時 距離的には 十分日本の児童が歩いている距離なのだが、旦那がもちろん毎日送り迎えをしていた。

日本では 登下校、歩いてが習慣というと、心配性の旦那は 車 危険!?! 誘拐!?とびっくりして 小学生が一人で 下校できるほど 日本は治安がいいということだと感心。

 

小学生で電車通学なんて 海外では想像を超える世界です。

 

 

私の日本の甥っ子たちは 小学校の校区の端っこに住んでるので 小学校まで 45分ぐらい。しかも すごい坂道。

行きはいいが 帰りは ずっと登り道、しかも校区の端なので 兄弟2人だけ、日によっては 1人になることもある。

 

低学年で 夏のあまりにも暑い日は すぐ近くに住んでいる うちの父に ”水筒のお茶がなくなった。暑い・・・迎えに来てー” とヘルプを求める電話もたまにあったらしい。

 

日本にいた時そういう状況をみた旦那は 何故 毎日迎えに行ってあげない?共働きでしょうがないならわかるが 義姉はパートの仕事で 帰宅時間に家にいる時もある。

 

ほんと どうして??? 習慣ですかねー。

自分の子供を当たり前のように送迎してきた、しかも 心配性の旦那と暮らすうち心配性になった私にとって どうして迎えに行かないのかということが説明できません。

決まりでありましたっけ?なんか 病気や何か特別の理由がある時以外は 車で迎えに来るのは反則だったような気が・・・・

 

 

すごい話がそれてしまったのだけど

マイ傘の話に戻ります。

私の個人的結論。

こちらでは まず雨が少ないこと、梅雨も台風もない。

そして 親が送迎するので 外を傘を持って歩くという機会が 日本より少ないのではと思います。その習慣が大人になっても続いているのでは?

 

 

日本の地元でよくみるような 傘(日傘)をさしながら自転車に乗っている人を見ることも まずありません。日本では 当たり前と思っていた この情景、旦那に言わせると クレイジーだそうです。

 

 

 

 

 

そういう私も 校区の端っこ組で 小学校までは30分。しかも 家を出てすぐに180段の階段があった。それでも 小学校時代は なぜか 走って家まで帰ってたりしたなー。お陰様で 近所の子供達は足が強く 校区対抗リレーでは いつも一位でした!笑

あの階段、雨の日も雪の日も(滑る!危険!!)晴れの日も 往復したなー。

なつかしやー。

 

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これは どうなん?? 笑